2020年5月25日 (月)

北海道銘木市~5月29日開催

旭川林産協同組合主催の「北海道銘木市(第436回市)」が5月29日午前8時から、

旭川市永山の銘木会館で行われる。

 

出品材は最盛期を経ての展示材ということから、今回は総量602㎥。

国有林からの出品は、石狩森林管理署からの7㎥のみ。

出材の詳細内訳は、下記をクリック。

ダウンロード - meibokuiti.pdf

 

2020年4月30日 (木)

4月の銘木市~平均単価31,380円

新年度初市として4月24日に開催された旭川林産協同組合主催の第435回北海道産銘木市。 

Photo_20200430012301第一展示場 

 

Photo_20200430012401第二展示場

 

2,182㎥の出品材は元落率5.1%で販売数量2,071㎥。31,380円の総平均単価で6,498万円余を売り上げた。

冬山生産材も1~3月最盛期を過ぎれば、総体的な材質変化は避けられない自然の摂理から結果はそれなりの

展開を見せた。 

 

それでも主役のミズナラが2.8%の低元落だったのをはじめザツカバとシナは1.1%、マカバ、メジロカバ、

アサダなども3%台と善戦した。

 

結果の詳細は下記クリックでご覧いただきたい。

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Photo_20200430012901最高値タモ320,000円

 

道外勢の近畿・中部・北陸3地区企業の取得状況は、数量が52㎥。

その平均単価は103,873円。取得額5,436,794円は前回3月市の4割弱に留まった。

 

 

2020年4月 4日 (土)

売れ行き好調・・・年度最終の銘木市

 令和元年度の最終市となる旭川林産協同組合主催の「北海道銘木市」が良好な結果で終了した。

 2.3%と元落が少なかったことは、ロシアタモ選木材とアメリカのホワイトオーク・ベニアグレードに高値がついたのをはじめ、

道産ミズナラが相変わらずの人気樹種でクルミ、ザツカバ、イタヤなどと共にほぼ完売。タモ、ホホ、メジロカバも準じて若干の

元落ちで快調な売れ行きに終始した。

 

Photo_20200403164201髙橋理事長

 

 年度最終市の開会で髙橋秀樹理事長は、政府や地方自治体のコロナ対策で外出や集会の自粛が要求されているなか

銘木市に参加いただいたことに感謝を述べ、要旨次のようにあいさつしたー

* 北海道の山林事業は冬山造材が主で、冬に伐採収穫して春に造林が始まる。特に広葉樹は材質維持のため夏前に

 集荷を終えなければならず、山に放置は許されない。これが自然の摂理であり持続的な山づくりであって、銘木市は

 公開市場として需要な役割を担っている。

 

* 今回の市売りは令和元年度の最終市で、3,340㎥の原木を取り揃えた。外材はロシアから選木190㎥、米国から90㎥の出品。

 原木の売買は木材屋の目利きによる現物熟覧の世界であって、自宅待機やテレワークではできない仕事である。

 

* 現在海外各国の入国禁止のため現地に検品出張できず、ロシア原木は今回が今年の最後の出品となる。

 米国材は空コンテナ不足のために運送が遅れており、このままでは外材は前年の半分くらいになる恐れがある。

 その意味で今ある原木、銘木市のこの原木を買上げいただくことが肝要と考え、最後までお買い上げをお願いしたい。

 

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<市売りの結果は下記をクリック>

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Photo_20200403170101セン最高値(出品:王子木材緑化)~217,000円 落札・春名木材(兵庫) 

Photo_20200404032201 タモ最高値(出品:昭和木材)~377,000円 落札・天幸木材(名古屋)

Photo_20200403170202マカバ最高値(出品:上坂木材)~350,000円 落札・山田木材工業(旭川)

  

  (画像提供:旭川林産協同組合)

2020年2月27日 (木)

相田嗣郎氏を偲ぶ

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富良野林産協同組合理事長、旭川地方木材協会会長、北海道乾燥材普及協議会会長、北海道木材市場協同組合理事長など

森林産業界の発展に尽力し、旭日双光章・林野庁長官賞・北海道産業貢献賞を受賞した富良野市布部に本社の

相田木材株式会社取締役会長・相田嗣郎氏が77歳の生涯を閉じられて未だ日は浅い。

真摯な思考と行動の集大成は、そのまんまに大盛儀が物語っていた。

 

初代の相田仁太郎氏が金沢から南富良野町に移住し、造材事業を始めた1923年(大正12年)に歴史は始まる。

戦前は樺太に支店を展開。「世界恐怖のあおりを受けて売れなくなったり、従業員が着の身着のまま引き上げて

きたりと、波乱万丈だった」と往時の記憶を辿る日もあった相田嗣郎氏。

 

1970年代は輸入材との価格競争時代へ。「多くが価格勝負に打って出たなかにあって、外材も受け入れて付加価値を

高めての販売を重視したことで生き残ってこれた」・・・などなど、追憶日記のメモが啄木鳥の手元に残る。

 

製品の乾燥化時代を控えた関連団体の会長として、針葉樹製材の公開市場活性化に理事長として積極的に情熱を

注いだ功績。新たな事業展開と向き合う折は、大学ノートにびっしり考察と分析を記録する意欲的な姿。

相田氏の存在感は、いかに取り巻く環境が変化しようとも「地道で堅実」を旨とする絶対的な持ち味に集約される。

創業96年の社業は4代目・相田泰宏社長に継がれて更なる高みへ。

 

「人生100年時代」への進化論が台頭する現世。

「その前倒しで更なる余生」の願いも空しく・・・。泉下の平安を念じて止まない。

 

 

 

 

 

 

2020年2月25日 (火)

冬場新鮮材一堂に・・・北海道銘木市2月28日開催

第433回北海道銘木市・・・3,461㎥展示して2月28日に旭川市銘木会館で開催される。

 

日高北部森林管理署の370㎥など8管理署から国有林の官材923㎥と民間材。

民材のマカバには優良材があり、センにも良材が多い。

ナラは官材、民材共に良材あり、メジロカバにも良材多い。イタヤは楽器材用、シナは合板適材が主体。

 

外材はタモ、ナラ約90㎥。

冬場最盛期の生産材市だけに、道内外の関係企業も大勢の参加が見込まれて盛会市が予想される。

 

展示材の詳細は下記をクリック

ダウンロード - e7acacefbc94efbc93efbc93e59b9ee38080meibokuiti2002e69c8820e587bae59381e69d90e8b387e69699201.pdf

 

2020年2月12日 (水)

多発する林業死亡災害への警鐘止まず

北海道の良質な原木生産は、冬場の伐採・搬出が最適期。

Photo_20200208225801伐採現場は深雪で厳しい作業条件

 

その現場でここ数年、北海道が「伐採作業中の死亡重大災害ワーストワン」の不名誉に喘いでいる。

 

ひとたび死亡事故を起こせば、会社のイメージは著しく低下するに留まらず、事後処理でも大きな負担がのしかかる。

一家の大黒柱を突然失った被災者の家庭の深い悲しみは、計り知れない。

 

下記クリックの表は、ここ4年間北海道内の林業死亡重大災害の一覧。

木材加工現場の死亡は、切削加工中の下川町内での1件のみ。あとは全て伐採作業中の死亡ばかり。

 

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ダウンロード - 30sagyousyu.jpg  (林災防資料)

 

経営者の安全管理体制への責任が問われるのは言うまでもないが、究極は「自分の命は、自分で守る」以外にない。

「魔の一瞬」で起きる災害。とりわけ伐採作業は死亡災害に繋がりやすい危険な仕事だが、作業の基本を重視することで

慎重に行動すれば、重大災害への危険は限りなくゼロに繋がる。

航空機のパイロットはひとたび離陸すれば、飛行中の安全は社長ではなく機長の判断に委ねられると同じこと。

 

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「かかり木 危険」「伐倒方向 ヨシ」・・・。

現場にある従事者は「命は自分で守る」という孤高の境地を労わっていただくことだ。

重大災害ゼロへの記録・・・ワーストワンの不名誉を挽回したい。

 

 

 

 

2020年2月 2日 (日)

訃報

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北海道上川郡東川町に本社を置く広葉樹専門メーカー・

上坂木材株式会社 代表取締役会長 上坂勝司氏。

 

  旭川医科大学病院に入院加療中、1月31日0時26分誤嚥性肺炎のため急逝された。66歳。

 

旭川林産協同組合 理事

北海道銘木市実行副委員長

 を歴任。

 

葬儀は 旭川林産協同組合 理事長 高橋秀樹氏(昭和木材株式会社 代表取締役会長)委員長のもと

下記日程で執り行われる。

通夜・2月2日 18時

葬儀・2月3日 10時

会場・やわらぎ斎場永山(永山2条9丁目)

 

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

2020年1月31日 (金)

1月の北海道銘木市~11,378万円売り上げへ

 1月24日に旭川で開催の旭川林産協同組合(髙橋秀樹理事長)主催・「銘木市」。

2,316m3を展示した現場は、変化する資源事情にあって圧巻のマカバを含めた原木がずらり。

「凄い丸太だな。山にはいいのが今でもあるんだ」・・・通りがかりの一般の人の声が聞こえてきた。

 

1_20200130145701第一展示場=官材 

 

1_20200130145702第一展示場=民材

 

  2_20200130145701第二展示場=民材

Photo_20200130151101 賑わう雰囲気の会場模様  

  

 冬場伐採のピカピカ高鮮度の丸太が大半となるハイライト市では、恒例の東京大学マカバ、センが

とりわけ本州方面の突板メーカーにとって ’木のダイヤ’ 的存在。1m3当たり205万円の大台価格登場。

 

 ナラ、クルミ、ザツカバ、シュリ、シナ、メジロカバ、マカバが完売ないしは2%台の低元落率。

総体の平均元落率は3.1%の低率で快調な売れ行きに、さすが真冬市の特質をみる。

総売上高11,378万円也。いち日の仕事では大きな実績だ。

 

結果の概要は下記をクリックでどうぞ。

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35m3 35万円ナラ最高値(王子木材緑化出品)

205m3 205万円・マカバ最高値(東京大学出品)

Photo_20200130171901m3 120万円・マカバ2番高(東京大学出品)

5020002m3 502千円・セン2番高(東京大学出品)  

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開市以来半世紀。ホホ丸太(3m×48cm)に初の銅賞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年1月20日 (月)

北海道銘木~ハイライト市・1月24日開催

旭川林産協同組合(髙橋秀樹理事長)主催の「北海道産銘木市」。

冬場に伐採の新材は、材質的に最良質材として買い意欲高まる時期。特に今月24日に開催される1月市には、注目の東京大学演習林からのマカバ(ウダイカンバ)、センの別格級の良材が展示される注目の市売。道外からも突板メーカーなど多くの木材企業関係者が集う。

旭川市永山の銘木会館で、朝8時開始の午後2時頃終了予定。

 

出品総量は2,317m3。内訳は

東京大学演習林材 46m3, 国有林は7森林管理署・日高北部署128m3, 十勝東部署105m3, 上川南部署59m3,

 ほか石狩署、上川中部署、上川北部署、網走中部署からの出品。置戸町役場から6m3。

特徴は官材にマカバ、セン、ナラ、イタヤ、シナ、メジロカバの良材、民材もマカバ、メジロ、イタヤ、シナの良材が注目される。

 

展示材の詳細は下記をクリック

ダウンロード - 432meibokuiti.pdf

 

 

 

 

 

 

2020年1月15日 (水)

北・北海道森林産業界新春の集い・・・大盛会

 「北・北海道森林産業新年交礼会」・・・6日の月曜日、アートホテル旭川に過去最多154名が集う大盛会裡。

 主催は「新年を祝う実行委員会」~旭川地方木材協会(三津橋央会長)、旭川林産協同組合(髙橋秀樹理事長)・一般社団法人旭川林業土木協会(新谷龍一郎会長)・旭川地方森林整備事業協同組合(野村幸生理事長)・旭川地方原木市協同組合連合会(髙橋秀樹会長)の5団体に構成機関として北海道森林管理局上川中部森林管理署の6機関で構成する。

 令和新時代の幕開けに相応しく、日程や会場も新たな装いで開催された65回目の交礼会。

3_20200115004001三津橋実行委員長 

 

 

 

 三津橋実行委員長のあと、竹内道議会議員、河野北海道森林管理局森林整備部長、西川旭川市長、佐藤上川総合振興局長の挨拶・・・関係団体機関長らによる「新春鏡開き」。八坂林産試験場長の祝杯で会場は一気に盛り上がりへ。

5(画像:旭川林産協同組合提供) 

 

 トドマツの大径化、広葉樹の利活用、造林造材部門の人材不足など取り巻く環境に、代表者の挨拶では前向きな応援の姿勢、さらに4月、旭川に開校する「北の森づくり専門学院」の充実に「官民上げた応援が重要」といった発言も。森林産業界が期待する道内唯一の開校に、力強い風が吹く。

 

交礼会の締めくくりは旭川林産協同組合・髙橋理事長のコメントと祝いの3本手締め。

コメントの要旨は以下のとおり。

 

2-2_20200114232801髙橋理事長

 今年は新天皇の元「令和」の最初のお正月。北・北海道の森林産業人が一堂に会して「平成をリセットし、令和で頑張ろう」と誓うことは、まことに意義ある。

 昨年11月14日新天皇が国民の平安や五穀豊穣を祈る「大嘗祭」が挙行されたが、その場所「大嘗宮」の5つの鳥居に北海道の木の皮がついたままのタモ丸太が使用された。杉やカラマツの中にあって、タモが堂々たる存在感を示していた。出場所は国有林であるが、旭川林産協同組合が木材業者としてこの丸太の選定と宮内庁への搬入に携わることができ、誠に光栄と感じている。

 2011年3月11日以来、日本列島は地震と台風と豪雨によって、毎年大被害が発生している。昨年は2度の台風で1兆円を超える被害である。昨年12月1週間NHKで「災害に耐える社会へ」という特集があった。今後30年に70%の確率で都市直下地震、80%の確率で南海トラフ地震を予測し、膨大な死者と被害をこれでもかと予測した。しかしその対策は非常にお粗末なものだった。本来なら北海道へ首都移転を提案すべきと考える。

 交礼会に集まった木材業者は、災害が最も少ない北・北海道で事業を行っている。

安全な立地こそ企業にとって重要な基本であり、利点である。安全で資源がある北海道、われらに利あり。2020年も頑張ってまいりましょう。 

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