2018年9月14日 (金)

夏場明け「銘木市」再開975㎥展示

 7,8月の夏場休み明け初秋の「北海道銘木市」が今月20日、8時から旭川市永山の銘木会館で開催される。開設以来418回目の市売。出品総量は975㎥で、約半数が国有林官材。
応札l希望者の下見は前日の19日。物件明細は下記クリックで確認できる。

2018年7月26日 (木)

三津橋貞夫氏「お別れの会」・・・往時を偲び多くの参列者

 三津橋産業MLCグループの総師として社業発展に尽力され、北海道木材林産協同組合連合会会長、全国木材協組連合会副会長など要職歴任の暁に、叙勲「旭日小授章」の栄誉に浴された故 三津橋貞夫氏「お別れの会」・・・時静かに流れる真夏日のひるどき、旭川市内のホテルは星野リゾートOMO7ホールで執り行われた。

 森林ひとすじにあった身に相応しく、大ホール正面には樹木と地床植物で実際の自然林縮小版ともいえる奥深い趣の祭壇が目を惹くなか、北海道水産林務部本間俊明林務局長、上川総合振興局佐藤卓也局長、北海道森林管理局小野寺功旭川事務所長、北海道木材林産協同組合連合会松原正和会長ら斯界の関係者一人ひとりが献花、別れを悼んだ。


 天然林風情の祭壇に融和する遺影は、強靱な精神力で森林産業界にあった人となりそのまんまに、話しかけるような雰囲気にいざなわれる印象が残った。


Dscn0908_4 印象的な森林祭壇の趣き

 

Dscn0904参列者に感謝の意を表す三津橋央社長ら遺家族

2018年7月16日 (月)

三津橋 貞夫氏「お別れの会」

    三津橋産業(本社・士別市)「MLCグループ」の総師として活躍し、北海道木材林産協同組合連合会会長、全国木材協同組合連合会副会長など要職を歴任。森林産業界への多大な功績から旭日小綬賞・叙勲の栄典に浴され、5月24日に逝去された三津橋 貞夫氏の「お別れの会」が下記日程で執り行われる。

日  時 :    平成30年7月18日 (水曜日)  正午~午後2時

会  場 : 星野リゾートOMO7旭川 (旧 旭川グランドホテル)

   現三津橋 央社長にグループ継承後は、自宅にあって療養に専念の一方、
つれづ れなる執筆に思を注がれ、念願の書名『森林ひとすじ 夜も昼も』の草稿に時間を割きながら今一歩、加筆部分を残したまま自適の日々を終えられた。
    無念の思いを抱いたままのご他界であったに違いない。

2018年7月13日 (金)

遊んで学べる「森林の市」・・・7月29日開催

  地球にやさしい森と木~ 第33回 「森林の市」・・
7月29日の日曜日、10時から15時まで市内永山の旭川林業会館構内を会場に開かれます。


*親子で「木のしおり」づくり
*紙すき体験
*カブトムシ・クワガタ販売
*緑のコンサート
  などなど、知的で・・・愉快で・・・楽しい親子の広場が皆さんをお迎えします。


          
  詳しくは下記をクリック, 拡大してご覧下さい。
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2018年7月10日 (火)

ユニークな「山菜コンクール」

 趣向豊かに「第4回山菜コンクール」が開かれた。蕗やワラビにタケノコ、キノコ森林からの特用林産物を素材にした食を通して、森林への関心を深めてもらい、地域振興に繋げていく趣旨のコンクールは、 旭川大学短期大学部、星野リゾートトマム、占冠村、占冠村教育委員会、日本森林林業振興会旭川支部5団体の実行委員会の主催。

 スローフードしむかっぷ、占冠山村産業振興公社が協力し、北海道新聞社、上川総合振興局、旭川市、北海道森林管理局上川南部森林管理署が後援する全国的にも珍しい取り組みは“ 山菜料理の祭典 ”に相応しい。


 事務局・日本森林林業振興会旭川支部皆さんのご苦労を多とするも、今回は道内外から82名、101件の応募多数。この中から三重県、上富良野町、三笠高校、旭川調理師専門学校、帯広南商業高校、札幌市に所属する8名が二次審査会へ。

 会場の占冠村コミュニティプラザでは、8名が主食、副菜、お菓子など感性豊かな料理に技を披露した。


最優秀賞~旭川調理師専門学校 小塚誌央理さん
  「あずき菜と赤茄子の和風ムース・・・よもぎ白玉と春の花を添えて
4


優秀賞~帯広南商業高校 辻 凜々香さん
  「ふきみその焼きおにぎり・・・だしをかけて」
5



優秀賞~三笠高校 佐藤 拓夢さん
  「香り弾ける山菜餃子・・・ありったけの風物詩を包み」
6


 この3点を含むエントリー8名の新作料理は、レシピ集を作成し、新しい山菜の味わい方としてPRされる。


 表彰式翌日の「山菜採取ツアーとワイルドハーブランチ」の企画では、出場者がガイドと共に星野リゾート トマムのエリアを散策。山菜の見分け方などを教わり、ホテルのハーブランチでは、山菜の料理を一皿毎に写真に収めながら食味など、山菜料理の生きた教材に貴重な機会となった。

 山菜の新たな魅力を発信していくことで、地域振興に関わっていく期待は大きい。

(本文要旨と画像は、同振興会旭川支部HPによる)

2018年6月26日 (火)

北海道産銘木6月市~総平均単価36,753円也

 417回目の北海道産銘木市(主催/旭川林産協同組合・髙橋秀樹理事長)。
今回の「6月市」は、夏場入りということから総じて時節反映の展示材が市売にかけられた。
 国有林の官材~美瑛、金山、温根湯、陸別方面から171㎥。外材は62㎥。これに民間材を合わせ総量 967㎥。


 ナラ、メジロに良材が見られるも、夏季の広葉樹にはそれなりの質的宿命から、最終の出来値総平均36,753円はまずまずという受け止められている。タモ、ナラ、キハダ、イタヤが2,3%と低い元落の反面、メジロは5%とやや多く、ザツカバに及んでは約2割が元落した。平均元落率は7%。


本州企業の取得状況は、名古屋を中心とする中部地区が数量で全体の5.7%、51㎥(単価78,206円)。近畿と北陸がコンマ以下の取得と僅か。3地区合わせて数量で6.6%。単価73,690円で取得金額は全体の13.3%.
 
  恒例により7,8月の2か月間は、公開市場も夏休み。明けの9月市から再開される。

<今回の結果詳細>(下記をクリック)


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2018年6月20日 (水)

木材協会の“変革”

 業界の総括的な団体といえば「木材協会」。

 旭川地方木材協会が近年、会員増強で面目躍如の感。創設以来の構成員が林業・林産業関連企業定番も、一昨年から山林緑化・運輸・製紙関連企業・林業機械が急増して、現会員が62社を数える。
 事務局担当者ら関係者の熱心な啓発啓蒙による奏功の結果も、過去の時代から見れば想定外だった企業の加入が特徴的。今年の総会では、こうした背景を睨んで会則の一部変更を実施。時代即応の役員構成などはその象徴的な点と言える。

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通常総会の模様(協会提供)
  • <新たな役員>

会   長・・三津橋 央(三津橋産業 /
代表取締役~士別

副会長・・高橋 範行(昭和木材 /
代表取締役社長~旭川)
副会長・・齋藤 光久(齋藤工業所 /
専務取締役~同)


理事・・・忠津   章  (忠津木材 /
代表取締役社長~羽幌)
理事・・・河端 正敏 (麻生木材工業  /
代表取締役社長~旭川)
理事・・・桜井 範明 (北日本木材 /
代表取締役社長~同)
理事・・・山田  彰  (山田木工場 /
代表取締役社長~同)
理事・・・岩閒 八也 (岩閒木材店 /
代表取締役社長~同)
理事・・・三津橋孝仁 (三津橋農産/
代表取締役専務~下川)
理事・・・北村  彰  (北村林業  /
代表取締役社長~旭川)
理事・・・近藤 峯世 (近藤木材産業  /
代表取締役~士別)
理事・・・相田 泰宏 (相田木材  /
代表取締役社長~富良野)
理事・・・巽   達男 (タツミ工業  /
代表取締役~士別)
監事・・・近井 孝義 (近井木材産業  /代表取締役~士別)
監事・・・森谷 浩久 (きょうもく  /代表取締役社長~稚内)


 
今年度の主な活動>

*7月28日(土曜)に「森林の市」開催、「木のグランドフェア」後援
*異業種や一般の方々への会員企業の紹介
*公共・民間建築物の木造・木質化に向けた地域材の利用拡大
*CLTや木質バイオなど新たな利用推進への取り組み
*広葉樹家具一大産地の木工業界と連携した広葉樹資源の活用
*木育やインターンシップへの協力を通じた森林産業への理解深化
*労働災害防止への取り組み

2018年6月16日 (土)

第417回北海道銘木市~6月22日に開催

 旭川林産協同組合が主催する北海道産銘木市第417回市が今月22日、市内永山の銘木会館で開催される。

 市売り夏休み期を控え、例年ながらの時節を反映した出品量。入札も2時間程度で終了となる見込み。 美瑛、金山、温根湯、陸別方面からの官材171㎥と外材62㎥、これに民材合わせて約968㎥を展示する6月市。ナラ、メジロカバに良材がある。
  •  参加者の下見展示日は21日。
*詳細は下記クリック

2018年6月14日 (木)

新緑の風情に誘われて

 24時間体制介護の日々。宿命なれば何のそのと、ここまではいい啄木鳥も本音は疲労感に喘ぐ顛末。

 「人間回復への道」やはり大自然の佇まいか。身近に「森林」との共生が疲労感を癒してくれる効果が堪らない。小春日和の「ぶらっと散歩」も良しと、真新しい<東光スポーツ公園>へ・・・。
 新植されて間もない様子の3本の樹木に出会う。

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(右から)イタヤ~アオダモ~サクラ記念木

 旭川木材青壮年協議会(伊藤伸太郎会長ー士別市朝日町・東邦木材工業)が設立60 周年の一環として行った旭川市への奉仕の記念植樹事業。融雪間もない時季に植栽されたというイタヤカエデ・アオダモ・エゾヤマザクラは今、新緑の葉に覆われた風情に触れることができた。

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市民には珍しいアオダモ


 軟式野球場3面、球技場2面、テニスコート4面、パークゴルフ36ホール。
球技スポーツ施設と健康・体力づくりを目指す空間と、憩い・触れあいの場を兼ね備えた公園は、約44㌶に180億円を投じた市内きっての大公園。この中のドリームスタジアム脇に植えられた記念植樹木の30年、40年後の生長の様子が楽しみだ。

 

 スタルヒン球場と市立病院前庭にイチイの大木を記念植樹した旭川木青協は、今回で3回目の植樹事業。

 野球のバット材となるアオダモを含む3本の樹木達との新鮮な出会い・・・
「憩い・・・触れあい」の一翼を担うこれからの生長に思い馳せる、爽やかなひとときに乾杯。


(画像はクリックで拡大

2018年6月 6日 (水)

旭川林産組合総会・・・理事長が概況演説

  広葉樹原木の流通公開市場を主催する旭川林産協同組合。
 年に10回開催される「銘木市」の存在感は企業の生命線。道内、本州の木材関係者が集う一大原料入手の場として、注目されつつもその歴史は半世紀を迎えた。
 このたび開催の第69回通常総会。

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  「業界を取り巻く変遷」と「銘木市」の近況を集約した格調高い髙橋秀樹理事長(昭和木材代表取締役会長)の挨拶は、これまでの動向と現状再確認という意味で生きた教材ともなって、出席者に感銘を与えた。以下はその要旨~。

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 <これまでの動向>
  •  昨年は旭川林産協同組合設立75周年、「北海道銘木市」開設50周年、そして北海道広葉樹協議会設立50周年と区切りの年が重なり、祝いの式典をさせていただいた。ある意味、北海道の木材業にとって最も元気の良い時期から半世紀という時にある。その半世紀の今、ひと言でいえば広葉樹は「原料不足」、針葉樹は「適材原木不足」で建築材市場で拡大ができない状態にある。
  •  50年前1960年代は、北海道の木材収穫量は針葉樹700万㎥、広葉樹600万㎥、全体で1,300万㎥もあり、欧州向け輸出インチ材、米国向け輸出合板全盛時代であった。北海道に1,400もの製材工場が林立する最盛期といえる。
  •  1970年代に入って国産材収穫量が減小に向かうにつれて、北洋材・米材輸入の時代時代が到来し、広葉樹はソ連から、針葉樹は北洋材・米材が大量に入荷した。背景には為替300円が160円円高へのプラザ合意があった。
  •   1990年代、針葉樹収穫量が400万㎥、うち広葉樹200万㎥まで減少。一方、ソ連が解体し自由化によってロシア丸太全盛時代が到来した。国産材不足を完全に外材が補い、豊富で最も安い原料時代であったといえる。
  •  2000年代、ロシア材の硬直化、米国へ産地シフト開始。脈々と中国が台頭してきた。2010年代、人工林間伐が施策主体となり、針葉樹収穫量400万㎥、広葉樹60万㎥に激減した。更に2011年ロシア輸出税%、広葉ナラ・タモに100ero/㎥賦課され、その後2015年のロシア産タモ・ナラがワシントン条約に登録されるや激減の一途となった。
  •  2017年、国産収穫量に若干の回復が見られるも、用材は不足、中国の世界木材買い占めで外材も不足している状態。2018年、韓国コンテナ滞船問題、中国での燻蒸トラブルが発生している。これは強権的指導者ばかりの米国、中国、ロシア間の貿易戦争や自国ファーストで何が起こるか分からない現状は気がかりなところである。

<銘木市>
  •  29年度の市売り事業は、売上数量17,590㎥/売上金額8億1,100万円/平均単価46,120円/元落率2.49%。売上はほぼ前年と同様であるが、低い元落は殆ど完売状態となった。内容は官材出品数が150%と増量となった。北海道森林管理局に感謝を申し上げたい。外材は608㎥。前年比114㎥減少した。ロシア材がますます硬直化していることと、中国に仕入で負けている背景がある。
  •  小径木主体のロット椪が大幅に増えた。20㌢上の小径木ロットや3等材が売れるようになった。これは資源の減少と小径化にあわせて、木材商品が開発されていることがある。道産ナラの節をキャラクターにした床材や、節のついたテーブルなどが人気商品となった。ナラの樽で製造されたウイスキーや、幼児用の「君の椅子」プロジェクト、ミズナラブームにある。地元家具業者による北海道家具のブランド化も加わり、メジロカバの床、内装建具、楽器材などに広く使用される樹種になった。

<日本の広葉樹>
  •  *北緯43度ー45度は、世界的温帯広葉樹地帯。*大雪山という森林帯と資源があり、水が豊富で夏散水が可能。*寒い冬で良質な木材がある(冬保存が効く)。*広い土地があり、保管と天然乾燥ができる。古くからが木材加工技術が磨かれ、伝承されてきた。*海外との交流で、世界から不足する原料の調達が可能。
       
    温帯広葉樹の製造工場は、北海道しかないといって過言ではない。

  •  資源は国と道の山にあり、これを安定的に供給していただき、加工して家具、内装建具など付加価値をつけて全国販売する。針葉樹は設備更新して建築材の主導権回復が肝要と考える。
  •  このスキームを続けていくことこそ、北海道の木材ワールドが生きていける道。そのためには国、道、林産試験場、銘木市・原木市の流通、家具メーカー、製紙会社、バイオマス、そして木材業者が連携して一大木材産地産業を維持していくしかないと考える。

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