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2015年10月

2015年10月31日 (土)

中国木材に天皇杯

 今年が第54回目となる農林水産祭の林産部門で、広島県呉市に本社の中国木材(株)鹿島工場(茨城県)が最高栄誉の天皇杯受賞が決まった。11月13~14の両日、東京で開催の記念式典で受賞する。
 国民に農林水産業への理解を深め、農林水産業者の技術改善・経営発展に意欲を高める、という主旨で昭和37年から実施されているこの祭典で、天皇杯受賞は企業にとって無上の名誉というもの。鹿島工場は
*大型木材船が入港できる輸送の利便性に恵まれており、人乾構造用製材、機械等級製材区分でJAS認定取得。含水率、ヤング係数検査に加えて厳格な品質管理で高品質の構造用部材を生産。
*国産材ラミナの調達拡大、利用拡大などを通して、森林整備に貢献。
 中国木材全体でも、品質管理マニュアルに基づいた各現場への指導と自らの森林所有での一貫経営は、広く波及効果が大きい。
 
今後への方向も、原木直仕入から製材、乾燥、集成、プレカット、バイオマス利用の一貫生産加工システムと合理的な物流システムは、森林に高い経済価値に繋がり、環境保全も含めて、国内森林産業の活性化に繋がるモデル事業と評価されている。
Kamima
天皇杯受賞の鹿島工場(茨城県) 同社HPから

2015年10月25日 (日)

東京でトドマツの付加価値利用PR展

上川地域水平連携協議会は、林野庁に申請の補助事業「木造住宅等地域材利用拡大支援事業」の認可と予算確保に基づき、企画委員会を立ち上げて「トドマツの家具づくり」具体化に取り組んできたが、その成果を10月15日から11日までの1週間、東京は駅前の新丸の内ビル「丸の内ハウス」で展示会を開催した。

適伐令級トドマツの今後を見据えれば、その付加価値利用は重要課題の一つ。白くてヤニが少なく、温かく明るい質感の特徴がいかにして旨く受け入れられるか?今回の取り組みも問題意識をトドマツの真価に結びつけて研究開発が1年前から行われてきた。

この事業には道総研林産試験場と旭川市工芸センターがオブザーバーとして、トドマツの強度や圧縮木材などの分野で協力。事業推進のアドバイザー的存在となったデザイナーでもある株式会社ハギヤ・代表者の発想が本事業のそもそもの出発点になっている。何といっても東京は発進力が高いだけに、ここでトドマツが認められれば新規の市場となって波及効果が期待できるだけに、協議会関係者の思い入れも格別だったと考える。

展示製品の中心であるトドマツ家具は、旭川の株式会社いさみやが製作担当した。

椅子が46脚、テーブルが大小合わせて17台。テーブルの両側にはキズが付きにくい圧縮木材を使用。椅子だけは脚部分だけミズナラを使用した。

展示現場は「新丸の内ビル」の7階全てが「丸の内ハウス」で、共有スペースは「ライブラリー」とあり、その一角にあるレストラン「mus mus」(ムスムス)が今回の会場。ここに2年間無償でトドマツ家具を貸し出し、お客の評価など情報を集約して林野庁に報告することにしている。会場には家具の他にもトドマツの床材、壁材をなどを使用。天井部分にはトドマツ材を組み合わせた梁のデザインといった空間を演出した。

1週間現地常勤で来場者等への対応など運営にあたった協議会メンバーの一人・株式会社齋藤工業所 齋藤光久専務はー

 「発進力の高い事業へと関係者が力合わせて、取り組んできた。現場では温かい感じ、白くて清潔感といった受け止めが意外と多かった。トドの節には、普段スギの節で免疫ができているのか、負の見方は聞かれなかった」としている。

■上川地域水平連携協議会

構成員は

木材~麻生木材工業(株)、(株)齋藤工業所、(株)山田木工場、三津橋農産(株)、下川町森林組合、

家具~(株)いさみや

建築~(株)芦野組、(株)カワムラ

トドマツを活用した商品開発の団体として、平成21年に設立。製材、プレカット、住宅建設、家具メーカーが水平・垂直連携を図りながら、地域材のトドマツを地域で活用することで地域経済の活性化、森林の健全な育成を目的に活動をしている。

協議会は、組織化から今日まで一貫してトドマツ魅力をアピールをと、製品製作を行ってきているが、当初から小口ユーザーからの要望に応えることで地材地消を推進でき、地元の建築資材はできる限り地元木材を利用する、木材自給率100%をめざすを目的にしている。いままで取り組んできた製品開発の実績をもとに、多くのユーザーに受け入れてもらえるような販売方法を検討している。

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トドマツ一色の展示場空間

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新丸の内ビル7階レストランで2年間・・・どんな発信が?

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東京でお披露目

脚部分ミズナラ以外すべてトドマツ製

2015年10月24日 (土)

低コスト再造林をめざす

オリジナルリポートに深い関心寄せて愛読させていただくブログ子へ、上川南部森林管理署の署長さんから先ごろ届いた号での 「天然更新の試験」 の話題に関心を深めた一人です。

概要をご紹介せていただくとー

 今年度、上川南部署で60年程度のカラマツとトドマツ森林の主伐を行っ.た.。 伐採箇所は保安林ではないので、伐採制限が厳しいわけでもないが、複層林へと誘導する伐り方の 一 つである帯状の誘導伐を選択。

 その伐採箇所を利用して、今年度から3か年にわたり「北海道における低コスト再造林をめざした天然更新活用型作業方法と その効果の検証」 と題して、森林総合研究所北海道支所と森林技術支援センターが共同研究を行うことになった。

 通常なら地拵えをして植付けを行うが、林況は周囲に広葉樹の母樹もあり、天然力を活用しての更新が期待できることから、低コストの再造林、森づくり方法の開発を目的として試験を実施するものである。

以上の要旨です。

いずれの林地作業も、過酷な環境に置かれる森林産業の宿命的なものもあろうが、とりわけ造林事業は劣悪過酷な環境にあって、人海戦術に負う部分が少なくなく、当然コスト高はついて回る。自然の力を活かした更新で低コスト化に繋げていく、再造林という取り組みには期待が大きい。

南部署をフィルドに始まった技術機関との共同研究が注目される。

※署長さんからの受信に添えられていた下記アドレスもご覧ください。

http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/gizyutu_c/photo_diary/201508/index.html

2015年10月23日 (金)

銘木市・原木市の合同市売

旭川林産協同組合(髙橋秀樹理事長)、旭川地方原木市協同組合連合会が主催する389回銘木市・205回原木市の共同入札が16日行われた。

総量1,080m3を展示した端境期眼前の10月市は、原料不足感が反映した何でも売れる的な市様相で、完売乃至は完売近い樹種が目立った。元落僅かに2.1%から販売量は1,055m3。総平均単価42,909円で4、529万円を売り上げた上々の結果となった。

出品樹種はナラが最多の187m3、メジロ138m3, タモ132m3の3樹種で43%を占め、ほか量的にはセン、ザツカバ、イタヤが続いた。今回は特に国有林材が半数超えの52.3%・568m3の大量出品。単椪物件ではセン主体に多量出品の足寄、はじめ相生、日高、静内、定山渓、幌加内、穂別、生田原、滝上などの生産材、ロット椪は足寄、日高、留辺蘂、静内の4か所からの出品。

本格的な端境期前の買い入れ機会という10月市は、前日の下見でも関係者が熱心に丁寧な検品をする姿が目立ち、入札でも買い意欲は極めて旺盛と映った。

▼主要樹種の最高値は

タ  モ~日高北部管理署の12m×46cm通直の長材が250,000円(落札・カジウラ=愛知) マカバ~石狩管理署の4m×48cmが 850,000円(落札・森ウッド=岐阜)。
            2番の高値は同じ石狩署のマカバ 630,000円(ダイゲン単板=大阪)
セ ン~王子木材緑化の4.2m×52cmが290,000円。
ナ ラ~網走西部署の3m×44cmが144,000円

▼主要樹種の元落率状況 (民材のみ%)

ナ ラ   1.6    
セ ン   1.7
マカバ   0.2
ニ レ   1.7
クルミ   1.2
ホ ホ   2.2
エンジュ  1.0
カツラ   0.7
ザツカバ   0.7
イタヤ       3.1
シ ナ       1.4
ウォールナット、ミズキ、ハンの3樹種は約半数が元。

▼販売結果

官材 ~単椪 409.290m3

        単価・広葉樹 53,233円
                         針葉樹  26,170円
                           合計  50,434円
        売上額   20,642,143円

          ロット椪 159.505m3
                単価・広葉樹   20,893円
                 売上額   3,332,609円

民材~単椪 471.554m3
                単価       44,632円
                 売上額  21,046,476円

▼買上上位5社

①昭和木材    数量 76.361m3     @  64,420   金額  4,919,173円
②ノースティンバー       131.803             29,242           3,854,184
③北日本木材               67.923             64,832           3,766,252
④カジウラ                    31.139           115,960           3,610,577
⑤物林                      104.600             31.733           3,319,233

Photo展示土場

Photo_2マカバ最高値85万円(石狩署)

Photo_3タモ最高値長材12m(日高北部暑)

2015年10月22日 (木)

新たに 「リンク」

ご紹介・・・「材木屋の日記」 リンクに加わっていただきました。

木材業界若手経営者のこの種、類を見ません。

これまで6年の経歴に見るモノは、製材工場現場の生の現実と課題への挑戦、人情提灯に灯りを灯す癒される生活空間など、話題は生きた教材に・・・。

 発信元・株式会社齋藤工業所 専務 齋藤光久さん。

2015年10月20日 (火)

森づくりフェスタに学ぶ

昔、ニレが繁茂していたことから「ニレの木の傍ら」を意味するアイヌ語「ワットサム」を語源に開村100周年を迎えた和寒町。1,723世帯で3,628人の町が「北海道森づくりフェスタinわっさむ」の開催地として賑わったのは、つい先日だ。町史を飾るに相応しい記録となろう。

一昨年から森林整備に伴う林地残材、木材チップなどを活かしたバイオ事業を展開。公共施設への熱源利用にも力を入れているという。この動きは道内でも増えつつあるが、循環システム構築への方向は、森林機能の重要性と人と自然の共生で住みよい環境づくりを併発する、これが地域住民のもりづくり意識や環境保全への思いに繋がっていくことが期待されると考える。

和寒に住みたい人には、新築木造住宅に200万円、中古住宅には100万円の購入補助する制度で、木材利用を後押しする取り組みも行っている。

下川国有林の「7尺ニレ」を想起させるギター演奏も、和寒のニレに相通ずる話題として、粋な発想だった。

平成18年の台風で林野庁の「森の巨人たち百選」に選ばれていた樹髙27m、直径2mのニレが樹齢300年を一期に倒れた記憶はまだ新しい。これを知った和寒在住ギター製作家・小田島尚人氏が、そのニレ材を活かしたいわばアーチトップギターを製作。これを沼田町出身で元「ふきのとう」メンバーとして、北海道の風景や樹木、緑をテーマにしたたくさんの曲を持つシンガーソングライター・細坪基佳氏が道産材ニレギターを使用して、北海道のトップアーチストが唱う協働ステージが実現した。

こんな洒落た一コマも傑作だった。国内には3台しかない木炭バス。その1台が北海道中央バスにあって、公道を走れる現役の「マキ太郎」バスだ。和寒イベント会場では、地元の木質燃料をエネルギーに参加者の送迎、巡回コースを乗車体験にどうぞ、と言うわけである。

ガソリンに代わるマキで走る代燃車で、後部にガス発生装置を取り付け、マキを燃やして発生する可燃ガスで電気火花を出してエンジンを動かす。

ーなどなど、さまざまな知識や体感で学ぶ機会と考えれば、大勢との新鮮な出会いは改めて大切と痛感させられる。

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公道を走行できるのは、国内でこの1台のみ「マキ太郎」。

内装も木質化で、雰囲気もなかなか味わい深いおしゃれなバス感触だ

2015年10月15日 (木)

「森づくりフェスタ植樹祭inわっさむ」盛大に開催

 北海道、北海道森林管理局、北海道森と緑の会、北海道林業・木材産業対策協議会などが主催する「北海道森づくり2015 in わっさむ」がこのほど、町が開村して100周年を迎えた和寒町で三笠山自然公園を会場に開催された。最大規模の植樹会場には1千名近い参加者が集い、多様な企画を盛り上げた。

開催テーマは、緑化活動啓発作品コンクール前年度最優秀賞作品の採用という規定により、白糠町立茶路中学2年信行龍一さんの 

 「木や山に 優しい気持ちを伝えよう」

 国土の復興を目指して昭和25年から始まった両陛下をお迎えしての全国植樹祭に連動しする「北海道植樹祭」が時代の変遷に呼応しつつ、昨年度からは国、道、市町村、民間の森づくり・木育行事を「森づくりフェスタ」の一連事業として道民にPRし、関係機関が森づくりネットワークの集いに結集することで、「森づくり・木づかい」の機運を高めることとした取り組みも今年で66回目、格調高い北海道の伝統行事として感動の輪が道民により深まることを期待したい。

上川総合振興局北部森林室をはじめ実行委員会の1年前からの取り組みは、三笠山という恵まれた自然環境を最大限に活かした企画と設営をして、素晴らしい成果を残した。

 

 9時からの町民によるハルニレ、ナナカマドの植樹に続いて、打ち上げ花火を合図に式典開式。

 関係者挨拶のあと、指導林家の吉田昭八、佐藤正男両氏への感謝状贈呈。和寒小学校生代表6人の力強い緑の宣言に対して、道森と緑の会代表者から『みどりの羽根が生まれて65年、多くの人々によって豊かな山々が国土や暮らしを守ってくれているのは素晴らしい。これからも緑を大事に・・・』と、檄の言葉を述べた。

 引き続き式典セレモニーの一つ、隣接地に今津・佐々木両国会議員・三井道議会副議長、竹内森林林業活性化推進議員連盟会長、宣言をした6人の小学生のほか辻副知事、黒川北海道森林管理局長、奧山和寒町長、角舘森と緑の会副理事長、沓沢林業木材産業対策協議会事務局長らがハルニレ、エゾヤマサクラを植樹。それを記念する看板の除幕式・・・道山崎水産林務部長と紺谷上川総合振興局長が左右に看板を挟んで伸びるテープを植樹者全員の手で引き、白布を降ろして後世へ伝える役目を担う木製看板も誇らしげに拍手を浴びた。

 フイナーレを飾る全員植樹・・・木材チップ敷設の路網に囲まれた三笠山自然公園内でミズナラ、ナナカマド、コブシ、ヤマモミジ、カツラ、イチョウ、イタヤカエデ180本を植栽した。北部森林室普及課、旭川農業高校、指導林家、上川地域青年林業士、中川町ナナカマド林業グループ、女性林業グループ「木楽女喜の会」、和寒町、森林組合、中学校など幅広い方々の協力と支援のお陰によって、植栽作業も順調に終えた。

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地域の指導林家への感謝状贈呈


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植樹後に記念看板を除幕する来賓と和寒児童たち


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三笠山自然公園の遠方まで広がる植樹作業の大パノラマ

2015年10月 9日 (金)

北海道銘木市の開催概要

第389回の銘木市売(主催・旭川林産協同組合=髙橋秀樹理事長)が10月16日の金曜日、旭川林業会館に隣接の銘木会館で開催される。展示材の下見は前日の15日。

〈出品材の概要〉

*総出品量 3,811本  材積1,080m3
内訳・ 官材~ 単  椪 1,304本   材積   409.6m3      
                      ロット椪  960本      材積   159.5m3    
                      (出品は 札幌、日高、旭川、北見各方面からの国有林材) 

     民材~ 単   椪  1,433本      材積   495.7m3
                       ロット椪    104本      材積       15m3

      外材~ ナラ、タモ無し。その他の外材40m3
                       外材の全体に占める割合は僅か3.7%.

*樹種別出品主なもの    (カッコ内は比率)

タ モ    166.7m3 (15.4)               
マカバ   27.8m3   (2.6)
セ ン   100.8m3   (9.3)               

ナ ラ    200.5m3 (18.6)
ニ レ      26.5m3  (2.5)               
クルミ      9.3m3   (0.9)               
ホ ホ      12.1m3  (1.1)               

エンジュ   5.8m3   (0.5)
カツラ     19.7m3   (1.8)               
ザツカバ 56.2m3   (5.2)
イタヤ   54.1m3     (5)
シナ      35m3.  (3.3)
メジロ   237.5m3   (22)               
ウォールナット  13.8m3  (1.3)
クロエゾ  33.6m3   (3.1)

特徴的なのは、タモの長材太目、マカバ・アサダの赤味、セン・ナラ・クルミ・メジロ・ザツカバの良材、イタヤの楽器用材、シナの合板材、イチイの直材、アカエゾ・クロエゾの上材など。

2015年10月 6日 (火)

第23回北海道こども木工作コンクール

林産試験場と北海道林産技術普及協会が共催で毎年開催の「木のグランドフェア」・・・その一環としての企画の「北海道こども木工作コンクール」は23回目を迎え、旭川市西神楽の「木と暮らしの情報館」を会場に10月はじめまでの約1か月間一般への展示公開が行われた。

製材や加工合板、あるいは古木を素材に、多感な創造と技術を精一杯活かしながらの見事な力作。来訪者にはこれが小中学生の作品かと、巧みな出来映えに感心しながら見てまわったに違いない。

実用的・造形的部門の個人と団体、レリーフ部門の道知事賞「最優秀」作品と「優秀」作品の一部をご覧いただきたいー

◇道知事賞「最優秀作」4点

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旭川市神居東小3年生  「Tーレックスの化石」

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札幌市屯田中央中2年生   「ドングリの葉の器」

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当麻町当麻中美術部1~3年30名
  「集う 北の動物園」

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レリーフ・枝幸町・枝幸中2年
   「向日葵」



◇「優秀作」から一部紹介

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東川町東川小3年生
   「森のコンサート」

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中標津町中標津小6年生
    「折りたたみいす」

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中標津町中標津小4年生
         「えさ台」

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留萌市東光小4年生
倶知安北陽小4年生
大津瀬田北小4年生 「森の遊園地」

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レリーフ・
小樽市小樽幸小6年生
            「モミジ」


2015年10月 1日 (木)

お魚殖やす森づくり

上川南部森林管理署(小林重善署長)のトマム国有林で行われた「お魚を呼ぶ森づくり」・・・「百年かけて百年前の自然の浜を」と道漁連婦人部連協が興したユニークな植樹活動の流れを受けて始まったトマムでの取り組みは、鵡川に合流して太平洋に注ぐ双珠別川源流部で、鵡川の河口から160キロ上流部の標高700メートルの246林班が今年の現場。

川上の上川南部署とむかわ国有林を管轄する川下の胆振東部森林管理署が一緒にになって推進する活動には、地域自治体の占冠村、むjかわ町それに鵡川漁協も参加する一大イベント。今年で16年目を迎えた。鵡川漁協女性部はじめ、むかわ森・川・海を守り隊、占冠森林人林業グループなど一般参加に両森林管理署関係者総勢102名がカムバック フォレストの熱い思いを込めてアカエゾマツ500本を植樹した。

上川南部署長の主催者あいさつで始まった開会式。占冠村長、むかわ町長、漁協組合長がそれぞれの立場で森林の働き、この取り組みの意義などを込めた来賓挨拶のあと、主催管理署の森林技術指導官の現地説明があった。

昨年は雨に見舞われたトマムの現地。今年の初秋現地は好天の植樹日和と条件最高。参加者の思いも爽やかに源流の自然に触れた充実感は、最後に村長、組合長、上川総合振興局南部森林室長に上川南部・胆振東部両署長の記念の標柱設置へ・・・。占冠村トマム支所コミュニティセンターでのパートⅡでは、懇談のひとときを暖めた。

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森が唱えば 魚は帰る・・・大自然でひと汗の参加みなさん

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アカエゾ成長に重ねて見れば、10 年単位で価値深まるこの1枚も貴重なデータ


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