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2015年12月 5日 (土)

緊張感で災害防止を

森林産業界には厳しい冬場期となった。
危険と背中合わせの冬の現場は、災害防止への緊張感が最も高まる時節・・・特段の警戒が欠かせない当たり前のことを再発信し、警戒心を求めたい。絶対に「災害を出さない、出させない」 ことを強く肝に銘じたい。
  • 「気を付けてやれよ」・・・単なる形式型から、極めつけは「ウチの会社は大丈夫だ」・・・こんな乱暴なリスク無担保型まで、姿勢は種々としても『命』の尊さを真面目に、足らずば真摯に、人間回復への有り様を再考したい。
  • 今年1月から現在までに
  • 造材作業関連~全国で死亡災害24件 、北海道4件
  • 木材製造関連~全国で5件、        北海道0件
  • 全国都道府県で最大件数となる重大災害の4件は、宮崎、高知と北海道の3道県。北海道は不名誉な仲間入りに甘んじてしまった。これでいい筈がない。事業体皆さんの責任は重かつ大であるとの意識を求めたい。
  • 林業・木材製造業労働災害防止協会(東京本部・佐藤重義会長)は、「林業死亡災害多発警報」を発令し、北海道支部(松原正和支部長)に通知があったと聞く。道でも北海道労働局、北海道森林管理局、道森連など関係機関と協働で林災防北海道支部の再発防止対策に協力して取り組むとしている。
  • 道内での4件の死亡災害は、「かかり木が同時に倒れて下敷き」「長さ8m,径30㎝伐倒トドマツの下敷き」で、最も多発する伐採中の事故2件、「切断した幹を降ろす作業中、梯子から墜落」「森林調査業務中に熊に襲われた」が2件。ちなみに昨年の全国の死亡は42件と多発。うち北海道の死亡4件は、全部が伐採中の激突や下敷きだった。
  • 製材工場など木材製造の現場では、ここ数年道内に重大災害がゼロという結果は誇らしい限りだ。道外の事例は「コンベアに挟まれた」「バーカーに巻き込まれた」「透視台と壁の間に挟まれた」「トラックから荷下ろし中、丸太の下敷き」「工場内で体調不良」に起因野死亡事故という。
  • 災害の全ては「不意」をつかれて「魔の一瞬」に発生する。人と機械が重い木を対象に稼働するのだから、ひとたまりもなく命に直結する。安全対策に『過ぎる』はない。経営者と現場で働く人の絆が根幹をなす、と産業医は指摘する。「経営トップが危険な現場に立つ従業員の姿に重ねて、安全を噛みしめることが決め手になる」ともいう。指摘は単なる心理作戦ではなく、ゼロ災害への根底にあるべきもの、と受け止めたい。安心安全の原点が、ここにあることを関係者挙げて意識し、厳しい冬の環境を無事に成果と繋げたいと願う。
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