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2016年1月23日 (土)

林野庁間伐コンクール ~ 北海道から吉岡建設に優秀賞

林野庁では毎年、国有林の間伐事業で優れた取り組みを行っている事業体の表彰を行っているが,本年度は北海道南富良野町の株式会社吉岡建設(鷹端充子社長)が熊本県の泉林業とともに優秀賞に選ばれ、1月21日農林水産省で授賞式が行われた。

全国コンクールで現場作業に優秀賞を受けること自体、真摯な取り組みと優れた技術の成果に栄典の灯りが当てられた意義は大きい。

地元事業体の受賞について、北海道森林管理局上川南部森林管理署・小林重善署長は~

  • 伐採から植え付けまでの一貫した作業において、高性能林業機械の有効的な稼働による生産コストと造林コストの低減ということで、これを公表することによって効率的で低コストな事業システムが広く普及されればという目的なんですが、面的な「誘導伐」なども対象に6部門で取り組み内容が競われ、「車両系誘導伐等部門」で地元の素材生産事業体が優秀な事例と認められました。

    一つは、伐採から植え付けまでの一貫作業において、生産では高性能機械を効果的に組み合わせて、森林作業道を有効に活用したことで生産性が向上したということ。

    もう一つ、造林では地拵え作業で独自のレーキを開発すると共に、コンテナ苗の運搬をフォワーダを使用して効率化を図ったことです。
と話し、「当署の低コスト造林事業の確立に向けた取り組みに、大きく貢献いただいたものと感謝しています」 と話している。

  • 事業現場
上川南部署幾寅国有林
樹種/林令:トドマツ63年生
面積:2.14ha
本数/材積:979本/ha、403m3/ha
林地傾斜:平均15度
  • 伐採内容
伐採方法:帯状の主伐
伐採材積:862m3
ha当たり伐採材積:403m3
平均胸高直径・樹髙:22cm・20m
1本当たり材積:0.33m3
路網密度:132m/ha
  • 造林内容
地拵え:大型機械
苗木:トドマツ(コンテナ苗)
植栽本数:1316本/ha
 
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