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2016年3月

2016年3月29日 (火)

第394回北海道銘木市の総売上額1億6,108万円

27年度の最終市となる394回目の北海道銘木市(主催・旭川林産協同組合、髙橋秀樹理事長)が25日、銘木会館で行われ、3,394m3を展示して単椪・ロット椪を含む総平均単価49,510円、1億6,108万円を売り上げた。


官材は下川町の125.895m3、あとは民材。外材はナラ外で60m3。
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第1展示場
 
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第2展示場
 
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全体としては前月の2月市に準じた展開だが、高値終始となったタモの77,735円は、前月比4割強、マカバの182,618円も同様に4割強の高値となった。ナラ、ザツカバ、メジロなどは逆に前月比下回ったものもある。

タモ、セン、ナラ、ニレ、クルミ、カツラ、ザツカバ、シナ、メジロは元落も1~3%と低位、順調な売れ行きと見ていい。
 
道外の取得状況は、数量396m3(12.2%)、単価は91,272円で九州の140,983円が最高。続いて近畿12,564円、中部89,520円、北陸24,263円。

 
結果の詳細は以下に表示~
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最高値セン・338,000円
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最高値ナラ・298,900円
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最高値マカバ・689,000円

 
■16年間、市売り部門現場担当を勤めてきた菅原道弘参事が3月末で定年退職。4月の新年度市からは、後任に池田常雄氏が課長として就任し、担当する。
 

2016年3月21日 (月)

394回北海道銘木市~25日開催

394回目の銘木市売は3月25日、旭川市永山の銘木会館で開催される。主催は旭川林産協同組合。

■ 出品総量~3,395m3(11,67本)。
官材は下川町役場の126m3。タモ、ナラ、イタヤのほか最多はメジロの15m3。このほかロット椪でメジロ95m3。
外材はナラ9m3,ウォールナット39m3その他合わせて60m3.全体の1.3%と少ない。

■主な樹種
タモ・・・・402m3
ナラ・・・1,086m3
セン・・・・223m3
ニレ・・・・55m3
キハダ・・26m3
クルミ・・125m3
ホホ・・・・48m3
エンジュ・33m3
カツラ・・168m3
ザツカバ・97m3
シュリ・・・33m3
イタヤ・・142m3
サクラ・・・26m3
シナ・・・・186m3
メジロカバ・584m3
ウォールナット・39m3

民材の単椪では、メジロカバに良材が多いのが特徴。
このほかセンに良材あり。シナは合板適材が主体。ウォールナットは太目あり。アオダモはバット材。イチイは直材。

23~24の両日が展示日。
 
 

2016年3月17日 (木)

森づくり研究成果発表会~4月21日開催

森林整備、木材利用に関する技術や活動事例など研究成果の紹介を通して、北海道の森づくりや木材利用への知識を深め、技術の向上をはかる目的で、北海道水産林務部と道立総研の森林研究本部は、研究成果発表会を開催する。

*開催日~4月21日(木曜日) 10時~16時半 
*会場~北海道大学学術交流会館

今回は「森林整備」部門と「木材利用」部門を同日同一会場での開催となる。

問い合わせ先:林業試験場内の佐々木主任普及指導員0126-66-6100番
           林産試験場規格支援部の近藤・林両氏へ0166-75-4233番


■発表課題次の通り(一般発表のカッコ内~発表者の所属機関)

〈一般発表〉
○トドマツ人工造林の徹底したコスト削減(留萌南部署)
○林地未利用材の安定供給(日高森林室)
○道有林と美深町有林の共同施業試験(上川北部森林室・美深町)
○木質チップ燃料の品質確保(美深町)
○モバイルカリングによるエゾシカ捕獲(日高森林室)
○稚咲内砂丘林で実施のエゾシカ囲いワナ事業の結果と課題(宗谷署)
○林業分野でのITの利活用(澄川工作所ほか)
○リモートセンシング技術を用いた台風23号の風倒被害の早期把握(後志森林室)

〈林業試験場〉
○林業試験場の研究概要
○木材生産と公益的機能の両立を目指した保残伐施業の実証実験
○クリーンラーチ採種園の整備推進
○トドマツ天然林に天然更新している稚樹は皆伐したら育つか?
○風倒害リスクを考慮した人工林管理
○津波の勢いを和らげる海岸防災林の働きと整備方法

〈林産試験場〉
○林産試験場の研究概要
○道総研戦略研究「エネルギーにおける木質バイオマス利用」
○マイタケ「大雪華の舞1号」の健康機能性
○大樹町産材を使った公営住宅
○木質面材料と温熱環境
○塗装木材の耐候性向上
○道産CLTの実用化に向けた研究動向
○道産針葉樹を用いたペット共生型木質系床材の開発


別会場では「活躍する森林所有者の紹介」、『林業普及写真展」のほか、ポスター形式の発表が次のテーマで行われる~

*森林現況把握へのUAV活用方法
*森・里・川・海の物質の環・地域住民の環の再生を考える
*シラカンバ防風林のゴマダラカミキリ穿孔被害
*農作物への防風林効果~改めて求められる防風林研究~
*集材路で踏み固められた土壌の物理性は回復するか?
 
*企業の森づくり~企業の考え方と事例~
*北海道ブランドとなるタラの芽生産用タラノキの選抜とクローン増殖技術
*トドマツの優良種苗の開発
*単木に着目したカラマツ人工林の管理方法
*経済性を指標とする林地団地化範囲の最適化プログラムの作成
 
*北海道版森林作業道適正整備支援ソフトver1.0の開発
*保残伐施業でのフォワーダ集材作業
*燃料用木材チップの水分測定
*木質セシウム・ストロンチウム吸着材の性質
*トドマツCLTの開発と性能評価~接着性能~
 
*トドマツCLTの開発と性能評価~材料性能~
*トドマツCLTの開発と性能評価~接合性能~
*トドマツCLTの開発と性能評価~開口パネル性能~
*トドマツCLTの開発と性能評価~供給コストの試算~
*技術支援制度を活用した大臣認定取得~道南スギ難燃・準不燃材料認定~
 
*ウダイカンバ人工林材の材質
*カラマツ材のねじれ予測
*カラマツ心持ち平角材の蒸気・高周波複合乾燥技術
*胞子欠損性タモギタケの育成と特性
*道産樹種を用いたマツタケ感染苗の作出技術
*ヤナギを用いたシイタケ廃菌床を原料としたバイオエタノール製造 

2016年3月12日 (土)

旭川林協の人事

旭川林産協同組合(髙橋秀樹理事長)の菅原道弘参事が定年を迎え、勇退する。

菅原参事は平成11年の秋、木材人とりわけ素材分野に精通の第一人者として迎えられ、16年間に及んで銘木市事業運営と実務の担当者として足跡を残してきた。

爽やかな人柄と関係者の好感が相俟って、北海道銘木市売事業全体の雰囲気を前向きに盛り上げるなど、理事長はじめ組合員の厚い評価のもとに持ち味を活かし、熟してきた現場の実務には万人の高い評価がある。

JAS規格への実力もさることながら、市売り展示材現場を会場に、国有林の担当職員に対する格付け講習会への協力要請に講師役となり、流通の現場に付加価値を備えた採材と品等の素材のあり方など、必要な知見の解説などにも努めてきた。

後任には、組合課長職で池田常雄氏が就任。素材業務の豊富な経験が、今度は組合業務の現場に発揮ということで、関係者の期待を担う。


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                                                         格付け講習会で講師役を務める菅原参事

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市売事業の実務は池田課長に引き継がれる

 

2016年3月10日 (木)

強めたい・・・情報発信

Photo 先日、暫くぶりの訪問を受けた森林産業界の元気な社長さんと、時を忘れた会談はもっぱら斯界の未来論。勝手気ままの会話は、ときに楽観論あれば、はたまた悲観論のまだら模様で愉快なひと夜になった。
このとき、新聞の「寒風温風」コラム報道で注目集めたこの記事に、当の社長さん「見てないは」・・・。
いち日限定の情報ゆえに、見逃す記事もままあろうこと。同類項のお方も含め、一読必見をいただくべくここに再掲した。
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ご存じ、北海道森林管理局次長・内田敏博さんの “森林資源・木材活用考”である。


収穫の展望や道産材これからを論じた次長の立場からの発信は、インパクトがある。
北海道の森林産業界にも課題は多い。高いハードルがありながらも、敢えて困難性を出さず、期待感が全面に溢れている文調だ。

古今東西、森林産業界の情報提供は日常的には乏しいのが現状だが、躍動感高まる春控えてのタイムリーな発信は、クリーンヒットと受ける。書かれているような森林産業の世界を、広くに認識いただくことは大事な視点であり、全体が情報発信で斯界の裾野を広げたい。





2016年3月 1日 (火)

393回銘木市~買い意反映の1億8,596万円強の売上

冬山新材丸太の最盛期。旭川林産協同組合(髙橋秀樹理事長)主催の2月銘木市は、2カ所の展示土場に4,176m3を椪列して2月26日開催された。タモ、セン、ニレ、ホホ、エンジュ、ザツカバ、シナなどがコンマ以下の元で事実上の完売。元物件が僅か3%余は、新鮮材反映の積極買いそのまんまの結果といえようか。

外材はナラ26m3のほかホワイトオーク、チェリー,ウォールナットなど77m3と少なく、全体比僅かの1.8%。北海道森林管理局の広葉樹策拡大の方針が、市売流通活性化への大なる貢献として関係者の好意的受け止めは高い。今回も12署から615m3の出品材が展示された。
このほかに久々の町有林材の出品・当麻町から銅賞物件を含む有用広葉樹55m3が展示された。

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第一展示場

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第二展示場


●市売の最終結果概要、以下の通り。

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最高値ナラ・38万300円



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