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2016年10月

2016年10月24日 (月)

5輪・パラリンピックへのCLT(直交集成材)活用問題

 2020年東京で開催される世紀の五輪・パラリンピック・・・予算や会場関係の話題が連日賑わすも、諸施設への膨大な資材に目を向ければ、関連各業界の期待感は自ずとヒートアップ。

 国土の67%、約2,500万ヘクタールの森林国・『木の文化』象徴の日本に相応しい「緑と木材」の自然観溢れる施設を期待する国民の思いは大きく広がっている。
 
新建材CLT=直交集成材もその一つ。

石破前地方創生担当大臣が会長を務める地域活性化を目ざす自民党議員連盟も、関連施設のあらゆる場面にCLTを活用してもらいたいと、五輪担当大臣に申し入れたと聞くが、「ふんだんに木材を使うことは間違いない」という担当大臣の意向が示されたことは、心強い限り


 日本CLT 協会はいま、加盟309会員というからここ1,2年で急増した。
正会員は北海道の協同組合オホーツクウッドピアなど183社、一般賛助会員50社、特別賛助会員は大学のほか北海道林業木材課、道立総合研究機構林産試験場など行政・試験研究機関68機関。超急増ぶりはCLTへの関心の高さを物語っているといえよう。


 18都道府県と40市町村が参加した 直交集成材を推進する首長連合会も発足。建築学会のCLT建築技術に関する研究も、活発化の状況が公開されている。

  ことのほか強度、耐久性に優れるCLT・・・マンションや公共施設、商業施設などに欧米では普及が進んできているといわれるが、今後は民間を含めた利活用が、地方創生の一つの切り札ともなって普及が期待される。
 
(参考)敬称略

「CLTで地方創生を実現する議員連盟」
会長~石破茂
会長代行~中谷元
会長代理~古屋圭司
顧問~伊達忠一、世耕弘成、鶴保庸介、山本有二、林芳正、遠藤利明ら15名
副会長~小泉進次郎、吉川貴盛ら11名
幹事長~吉野正芳
 
Photo
地方創生への切り札の一つ「CLT」
(写真・日本CLT協会HPより)

2016年10月16日 (日)

「北海道銘木市」~前月比軒並み単価好転へ

 今月14日に開催された第399回「北海道銘木市売」(主催・旭川林産協同組合=髙橋秀樹理事長)~今回は国有林材のPR月間から、北海道森林管理局森林整備部資源活用第二課・舘課長が来場し、国有林の状況と木材の利活用を含めた挨拶があった。

 
 
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写真/中央~国有林材PR月間で挨拶する道局・舘課長
    右隣は市売実行委員会・岩下委員長代理(山田木材工業社長)
 
 
 今回の市売りは、先の台風被害の影響もあって予想をやや下回る614m3の展示に止まったが、道内外の企業が参加した最終結果は、元落が3.9%と前月より大幅に改善。総平均単価も3,000円前後の上昇で41,615円。2,458万円を売り上げた。
 
 前回比で単椪単価をみればメジロ57%、イタヤ70%、シュリ48%、ザツカバ65%、ホホ52%、アサダ60%、クルミ22%、ニレ33%と軒並みの伸び率。主軸のナラも4,000円ほど高値へ。タモ、センは若干前回比下降気味。

  道外企業の取得状況は、数量が全量の18%=104m3、金額的には約40%=967万円で平均単価は92,503円。このうち名古屋を中心とする中部地区が圧倒的に多く、数量では全量の1割を取得した。

 

~市売り結果・下記参照 (画像はクリックで拡大)


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 2番目の高値となった山田木材工業出品のウォールナット。
材長2m40の1本モノ形状が傑作?。
材積3.342m3、 @489,000円、 金額1,634,238円也
落札者/平野木材(岐阜)
 
 
写真/旭川林産協同組合 提供)

2016年10月10日 (月)

森林と「心の健康」

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 先が見えない世界・・・そこには浮き世の運命というべきか、厳しい現実がある。
日々に巡る「新鮮な出会い」も、時には深刻な事態と直面することだって、珍しくはない。


 脊柱管狭窄症と闘う家族への介護を通して、予期せぬ人生を体験するも愚痴は言うまいと、貴重な教訓?にむしろ感謝の念を深めるこの頃である。

 主治医からの紹介状を携え、大病院を訪れた機会に巡り得た特ダネ・・・それは森林と健康管理「森林セラピー」ともいえるもの、「森林の力」が医学的に機能する処方箋の概念を一節賜った。意外な話しに驚嘆の思いは深く・・・。


 「冬が長い北海道だからこそ、余計に春から秋のセラピーが盛り上がる」として、効果が科学的に検証された森林浴・・・それは医学的な証拠に基づく分野の事象という次第。どんな病気にも直線的に繋がる現象ではないが、循環器系統や自立神経系統の改善、免疫力が向上するなど、ストレス改善によって活力が高まる、つまり「心の健康」にも繋がると。


 元気な時から森林にふれあう機会を生活に組み入れることで、全身的なリハビリに繋がっていく。疲労感や不安定感には有形無形の改善力をもたらすのが「森林」と、誠に結構な耳寄りのニュース。


 脊柱管狭窄症が何故に森林と繋がるのか?
転倒が多くなる病には、脳神経に関わる要因が加わってくる場合があるらしい。だから脳神経を安らぐ環境に置くことも選択肢と・・・春から秋の北海道・こんな視点での森林づきあいも人々に深めてもらえたら結構ではないか。
 

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