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2017年3月 8日 (水)

悲観にあらず・・・木材需要

 つい先日、久方の出会いだった地元工務店知り合いの営業部長さんから「日本に入る外国木材って、どれくらいなのか?」と問われた。
 手持ちの記録帳メモから、直近の状況を・・・
  1. 中国、EU、カナダ、マレーシア、ネシア、アメリカを中心にベトナム、フィリピンなどからの総輸入額は12,000億円前後で、やや横ばい。
  2. 原木は、約340万㎥、金額にして960億円前後。主力の米材は対前年で15%くらい減少。ロシア材については激減で15万㎥を切る状況だ。
  3. 製材は、約600万㎥、金額にして2,500億円前後。米材2,300千㎥、ロシアからの770千㎥はやや横ばいだが、中国製材の45千は3割程度減少している。
  4. 合板の入荷は230万前後、集成材は80万㎥でそのうち構造用集成は70万前後。
 当の部長さん、大まかながらの話しをメモって行った。
 先行き展望には、見方もそれぞれ。先月下旬の北海道産銘木市で、主催組合の髙橋秀樹理事長が「今年も需要に期待が持てる。よって眼前の玉こそ確保すべき」とし、こんな挨拶を披露した・・・
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*中国出張中の市売実行委員からの情報として、林業局の伐採制限で大連   から吉林省にかけて材はない。中国の木材業者はロシア国境近くの 綏芬河(スイフンカ)に拠点を移して、原料材はほとんどロシア材になり、日本とは原木と製材の競争が激化すると思われる。
*アメリカファーストを唱えるアメリカでは、ホワイトオーク、ブラックウォールナットなど産地高と円安で、コストが上がっている。
*世界の中で日本経済は一番安定安定しており、昨年は住宅着工数97万戸を確保、29年もそう悲観的ではなく、需要があると期待できる。
 
 確かに関係者の視線は、多くが期待感で望む今年の木材展望だ。

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