訃報

2018年7月26日 (木)

時は静かに・・・三津橋貞夫氏「お別れの会」

 三津橋産業MLCグループの総師として社業発展に尽力され、北海道木材林産協同組合連合会会長、全国木材協組連合会副会長など要職歴任の暁に、叙勲「旭日小授章」の栄誉に浴された故 三津橋貞夫氏「お別れの会」・・・時静かに流れる真夏日のひるどき、旭川市内のホテルは星野リゾートOMO7ホールで執り行われた。

 森林ひとすじにあった身に相応しく、大ホール正面には樹木と地床植物で実際の自然林縮小版ともいえる奥深い趣の祭壇が目を惹くなか、北海道水産林務部本間俊明林務局長、上川総合振興局佐藤卓也局長、北海道森林管理局小野寺功旭川事務所長、北海道木材林産協同組合連合会松原正和会長ら斯界の関係者一人ひとりが献花、別れを悼んだ。


 天然林風情の祭壇に融和する遺影は、強靱な精神力で森林産業界にあった人となりそのまんまに、話しかけるような雰囲気にいざなわれる印象が残った。


Dscn0908 印象的な森林祭壇の趣き

Dscn0904参列者に感謝の意を表す三津橋央社長ら遺家族

2018年7月16日 (月)

三津橋 貞夫氏「お別れの会」

    三津橋産業(本社・士別市)「MLCグループ」の総師として活躍し、北海道木材林産協同組合連合会会長、全国木材協同組合連合会副会長など要職を歴任。森林産業界への多大な功績から旭日小綬賞・叙勲の栄典に浴され、5月24日に逝去された三津橋 貞夫氏の「お別れの会」が下記日程で執り行われる。

日  時 :    平成30年7月18日 (水曜日)  正午~午後2時

会  場 : 星野リゾートOMO7旭川 (旧 旭川グランドホテル)

   現三津橋 央社長にグループ継承後は、自宅にあって療養に専念の一方、
つれづ れなる執筆に思を注がれ、念願の書名『森林ひとすじ 夜も昼も』の草稿に時間を割きながら今一歩、加筆部分を残したまま自適の日々を終えられた。
    無念の思いを抱いたままのご他界であったに違いない。

2018年5月28日 (月)

訃報

 24日に急逝された 三津橋産業(本社/士別市)会長・三津橋貞夫氏。
  • 近親者による密葬が執り行われたが、後日「お別れの会」が開かれることになっている。
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                     在りし日の三津橋 貞夫氏
 
 
  •  札幌1中(現 札幌南髙)から同志社大学に進み、卒後三津橋木材産業・現在の三津橋産業に入社。長らく大阪支店担当として社業の基盤拡大に尽力。本社への転勤後は専務として社長を補佐し、時代の流れに即した経営近代化に尽力した。積極的に企業の吸収合併・統合を推進。先見性と考察力では斯界の衆目となるも、経営多角化の道を推し進めてMLCグループを確立。現在の3代目・三津橋央社長に継承した。

  •  この間、北北海道の業界関連団体を包括する旭川地方木材協会会長はじめ、北海道木材林産協同組合連合会(略称/道木連)会長を歴任。多面での功績から叙勲の栄誉に浴した。
  •  会社の全面的継承後、旭川市東光の自宅に夫人と自適の生活も、数年前から持病の治療専念で通院生活を余儀なくされる日々にあったが、半世紀に及ぶ木材産業界の一端をつれずれなるままにと意欲的に執筆中であった最中の急逝は、仮題 『森林ひとすじ 夜も昼も』 著書への期待道半ばにして休眠の至りはもったいない。遺稿集として灯りをともせないものか・・・。

2015年12月 4日 (金)

家具の大御所・長原さんが残したもの

全家連=全国家具工業組合連合会会長を務められた旭川の(株)カンディハウス相談役・長原実さんの逝去は、大御所を失った影響の大きさが関係者の間に今もなお衝撃となっている。
昭和10年上川郡東川町出身の長原さん、43年に旭川インテリアセンターを立ち上げ、今日のカンディハウスに社名を変更。情熱的に「家具の美学」「家具の世界」に身をおいて、家具職人、デザイナーとしての力量啓発の道を極めた。時代の需要に呼応する製品を考え、国内外に販売拠点を持つ、いはば本格派家具メーカーに君臨した。
地元旭川家具業界も「箱物製品の需要激減が見て取れる」との先見で、自社を脚物専門メーカーに転換。
旭川家具工業協組理事長として指導力を発揮し、地域業界を纏めてきた。この実績からのちに全家連会長に推挙されて、全国の家具業界に斬新な考え方を発信しつつ、国際家具デザインコンベンションを旭川での開催実現に尽力を結実させた。
長原さんは一貫してナラを主軸に広葉樹の魅力を唱い、北海道産広葉樹協議会会長として広葉樹材の付加価値利用に情熱燃やした「銘木市公開市場」生みの親・故髙橋丑太郎さんと共に『北海道広葉樹の将来展望を語る』フオーラムに、パネラーで参加。さらに米国広葉樹輸出協会が旭川で開催したアカデミックな「アメリカ広葉樹の諸課題と展望」フオーラムに家具産業界代表の一人として参加。帰するところ「素晴らしい広葉樹の真価を広める道は、そもそも教育から考えなければいけない」の持論を開陳する姿があったのは印象深い。
その論理にたって「ものづくり」に拘った80年の人生は、旭川に「ものづくり大学」の開学を熱っぽく語る晩年の言動をして、「地元をモノづくり王国に育てて欲しい」という遺志を託された著名な方もおられると聞く。
人材育成のためにと『人づくり1本木基金』を私財投じて創設されて逝った、異色の偉人・長原さんの存在感は、森林産業界にも語られる部分少なくはない・・・。
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「ものづくりは教育から・・・」が持論の長原さん
米国広葉樹輸出協会のフオーラムで。