国際家具デザインコンペに魅せられて・・・
高い技術の「ものずくり」+デザインで付加価値を世界に発信する旭川家具の世界。
1990年に始まった「国際家具デザインフェア旭川2017」・・・3年毎に開催されて今回で10 回目、節目の開催を迎えた。
世界30か国からの多数の応募に、審査総評で五十嵐威暢委員長は~
「思わず顔がほころぶようなデザインに出会うことを楽しみにしていた」としながら「完成度高いにも関わらず、オーソドックスな範囲での手堅いまとめの印象のものが少なからず目についた」とし、今後については「個人的には強さと独創性を兼ね合わせた時代を切り開くような大胆なデザイン、フロンティア精神が生産者側に突きつけられるようなデザイン、新しいライフスタイルの先駆けとなるようなデザインコンセプトの出現を期待したい」と述べている。(*IFDA資料集から抜粋)
国内最大級の国際デザインフェア応募作品の一部をご覧いただきたい。(敬称略)
- ● 最高賞の「ゴールドリーフ賞」
(FINLAND)ミツコ・ハロネン
- ●「ブロンズリーフ賞」
(JAPAN)平井健太
- ●「ブロンズリーフ賞」
(THAILAND)ラッテイ-・パイサン・チョシリ
- ●「長原 實賞」
(JAPAN)佐藤邦彦
*国際的フェアの旭川開催委員会会長として、実現に尽力され、
昨年死去された長原さんの功績に相応しい「賞」として新設された。
フェアの未来とものづくりの原点を気付かせてくれるもので、長原氏が目指す
今後のものづくりの方向性を示唆するような強い意志が伝わる作品と評された。
●このほか入選作の一部作品紹介~