より活性化へ・・・木協の近況
- *針葉樹製品に関わるマーケット情報
- *建築設計・施工業界と連携重視の針葉樹、広葉樹の需要拡大
- *新規のCLT、木質バイオエネへの新たな利用
- *不意に見舞われる労働災害への対策
- *森林産業が抱える担い手や人手不足
60年からの伝統行事ー
「旭川地方森林・林業・林産業関連業界新年交礼会」が、 新年から旭川地方木材協会に継承いただいての開催が決まった。
名称も簡潔で時代相応の「北 北海道森林産業新年交礼会」と一新。
地域名の「旭川地方」は、より広い視点で北の北海道を強調した「北 北海道」に、
「森林・林業・林産業関連業界」のくだりを「森林産業」の4文字に簡潔化することを提案し、新たな交礼会名が了承された。学識経験者、業界指導者の助言をいただき決定した明解、新鮮な表現は、斯界の方々の評価をいただくものと思われる。
「森林産業」とは、森林の管理経営・造林から素材生産、木材利用の各分野と治山・林道を含む、いわば「森林系」の総称という意味合いを持つ。時代に相応しい文芸的表現は、それなりの説得力をもって定着していくことが期待される。
近く関係各位のもとに実行委員会委員長である旭川地方木材協会会長名の案内書面が届く28年の交礼会は、60年間曜日関係なく定番としてきた「1月5日」に開催される。
*本交礼会の経緯の要旨ー
昭和29年9月26日の洞爺丸台風で、層雲峡を中心に発生した林政史上未曾有の大風倒木被害8,000万石事変は、林政の大きな変革へと発展した。被害木の品質もこれあり、跡地の復興という至上命題は、即刻に林野庁長官の「風害・非常事態宣言」を機に、官民総力挙げた大事業へ・・・。
一夜の惨事で「林政が大きく動く」とき、官民一堂にして結集を図る意義は重かつ大と受け止めた北海道林材新聞社が 国有林、道有林、業界など関係方面に提案した年初結集の企画が、「北海道林材界新年交礼会」であった。
時機を得た提案だ、という各界指導者の声が集約され、当時の旭川営林局、旭川地方木材協会、旭川地区製材林産協同組合3機関の後援のもとに、1月5日開催を定番とし、第1回交礼会はスタートした。経緯のなかでインチ材組合、広葉樹組合、針葉樹組合、造林組合、間伐組合さらに林業土木協会、原木市協連合会の後援団体参加を記録しつつも、後援団体の解散、名称変更などによる変革に都度、適切な対応で推移してきた。
60年間交礼会を企画実行してきた北海道林材新聞社は、27年6月に代表者急逝の事態から70年の社歴を閉じることとなり解散に至った経緯を踏まえ、要請してきた旭川地方木材協会の交礼会継承が決まった。
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