木青

2017年4月11日 (火)

旭川木青協は、今・・・

 次世代の木材業界を背負う経営者、リーダー達の登竜門とも言える略称「木青協」・・・旭川木材青壮年協議会は、新年度の新体制と活動方針などを打ち出した。


 2年後には設立60周年を控え、歴史と伝統を集約する節目の通過点として「緑化活動」と「先進地視察研修」の2大事業を企画する。青壮年の英知結集は、斯界にも少なからずの存在感を形で示してきたといえる。


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村山前年度会長
 

   身近に見るここ2年間は、村山木材専務村山恵一郎氏が名会長で纏めてきた。
北北海道北辺は枝幸に本社も、木青活動拠点の旭川間往来はご苦労見て取れるが、成果は高い評価を受ける。




 とりわけ新たな「会員の増強」と「移動例会」の実現が特筆。
*構成する会員は種苗・造林・素材生産に、木材利用では製材・集成材・建材・プレカット・製材木工機械など、森林産業界の各業種網羅と言うべきかいわゆるカスケード構成を拡大した。



*枝幸・中川町を会場に実施した昨年の遠隔地移動例会などは、メンバーの信頼感と会長がいう連帯意識の集約された姿ではなかったか。
 関係官庁や木工芸関係者を交えた「新たな森林・林業基本計画による施策の方向」「広葉樹資源の利用」を主題にした情報・意見交換会も、新鮮味を発信した取り組みと映る。



 木青協ベテランOBである旭川・齋藤工業所専務・齋藤光久さんのお馴染みブログ『材木屋の日記』で「後輩たちの成長ぶりが眩しく すがすがしくも感じる」と、総会時の模様を伝え「これからも見つめ続けていきたい」と、先輩の気持ちを綴っている。
  • 今年度は、村山会長から伊藤新会長に引き継がれ、新たにスタートした。
~新役員~
  • 第43代会長・・・伊藤 伸太郎 (東邦木材工業 専務取締役)
  •  
  • 副会長・・・吉澤 秀之    (三立木材       代表取締役)
  • 副会長・・・髙橋 謙太郎 (昭和木材       取締役製造品部長)
  •  
  • 理  事・・・三好 秀市    (三好木材店    専務取締役)
  • 理  事・・・小日向 直人 (小日向商会    常務取締役)
  • 理    事・・・安藤 啓太   (安藤山林緑化 代表取締役 )
  •  
  • 監    事・・・上田   毅     (アサノ     営業部次長)
  • 監    事・・・髙原 昌央     (北日本木材    取締役営業企画担当)
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「決意・協力を・・・」伊藤新会長

2016年5月17日 (火)

道木青連総会~今年度の活動方針など協議

北海道木材青壮年団体連合会は、北海道森林管理局長、北海道林務局関係課長、道立総合研究機構森林研究本部林産試験場長、北海道木材産業協組連合会副会長ら関係機関の来賓を招いて札幌で定時総会を開催した。


〈選任された28年度新役員〉以下の通りー(敬称略)

▼会   長~丹治有貴(丹治林業取締役・札幌)
▼副会長~吉田勝利(ヨシダ専務取締役・札幌)

▼事務局長~江崎亮(北成中林常務取締役・札幌)
   事務局員~鈴木雄一郎(丸善木材専務取締役・東北海道)
   同       ~木下真利(木下林業・東北海道)
▼監事 ~吉田良弘(ヨシダ代表取締役・札幌),
同      ~加納寿弘(帯広木材工業専務取締役・東北海道)   
同      ~中嶋幹樹(山栄産業専務取締役・旭川)

▼地域幹事~佐藤克己(ノース・フォレスト代表取締役・札幌)
同    ~伊東幸裕(伊東産業代表取締役・東北海道)
同       ~細畑利典(細畑林業専務取締役・函館)
同    ~村山恵一郎(村山木材専務取締役・旭川)

▼常任幹事~田家元明(田家木材常務取締役・札幌)
同      ~伊藤伸太郎(東邦木材工業取締役・旭川)
同      ~北村昌俊(北村林業代表取締役・東北海道)
同      ~岸本義嗣(岸本木材専務取締役・函館)

▼出向幹事~小玉一博 (小玉代表取締役・札幌)
同       ~辻聡一郎(辻木材取締役・札幌)
同       ~瀧沢貴弘(滝沢ベニヤ取締役・札幌)
同       ~高篠孝助(角田産業代表取締役社長・札幌)
同       ~山本純也(札鶴ベニヤ常務取締役・東北海道)
同       ~小日向直人 (小日向商会常務取締役・旭川)
同       ~井村元昭(北海道パーケット工業代表取締役・函館)
同       ~佐藤  忍 (佐藤林業専務取締役・函館)


〈取り組む主要活動〉

北海道独自の活動では
*国有林、道有林、行政機関との意見・情報交換会
*勉強会(例会)
*各地区木青活動への相互参加
*その他

全国各地に存在する地方の木青連活動は、上部機関の日本木材青壮年団体連合会との連携で動く部分が少なくない。

「時代の風を読み取り、木青連の強みである会員の高い能力と横のネットワークを活用すれば、われわれにとって素晴らしい時代を築くことが可能である」として、『新しい文化を創り、時代を動かす・・・TEAM  日本木青連』・・・をスローガンに、越井潤28年度日本木青連会長(越井木材工業・代表取締役社長=近畿地区) が全国の会員にメッセージを発信。その要旨は

①日本木青連は時代の風を敏感に感じとって、仲間の絆をつなぎながら秘めた力を育んできた。今、その力を外部に発信すると共に、結束を確認する段階に入った。

②少子高齢・人口減少で住宅着工数減少、ある程度の確立で近い将来に起こりうるとされる大自然災害などの不安、懸念が増大。時代は変革期にある。東京オリン・パラリン大会後も木需が継続して拡大する仕掛けを、いまやっておく必要がある。

③海外で高評価を受ける日本の文化・和の文化を引き立たせるのが「木材」である。木青連の強みである「木育」とを融合して、新しい木育の場を創ることで新たな木需を創出したい。この取り組みは木材業界だけでなしに、和の文化担い手の異業種交流をもって、同じ目線でアイディアを育みながら進めていきたい。異業種交流委員会新設でのミッション遂行を考えている。

④木の防災の問題。先の大震災では、東北はじめ仲間が被災した。木青連はトーゴ材のベンチ作製や木材復興市などの活動に取り組んできたが、やり残し課題もある。仮設住宅で木材の良さが評価される一方、数量や着工までのスピードなどの対応力に課題がある。木造仮設施設の資材を常時から備蓄できれば、備蓄方法も考えて結果として木需拡大に繋がるような仕組み。行政予算や許認可の問題など課題はあるが、28年度は防災対策委員会を立ち上げたい。

⑤「木の文化」と「木の防災」という目標共有で連携で活動すれば、大きな相乗効果が生まれる。木育推進として教育とこれらを結び、木材活用・木材利用の推進を図り、政策の提言に繋げる。「TEAM 日本木青連」を掲げるのは、それ故だからである。全国活動でなければできないことを、積極的に行動していきたい。

⑥これらの活動成果は、各地区各会団に還元されなければならない。そのために仲間の目線を忘れることなく、木青連の活性化になるべく、各会団に支援協力できる体制をつくり、出向していない会員や若い会員、将来会員になり得る潜在的同志を巻き込む工夫と努力をしていきたい。日本全国の各会団の発展が、もう一つの目標と考えている。

2016年5月16日 (月)

北海道木青連が「熊本声援」を発信

震災発生以来、NHKニュース番組のトップ報道が続く「九州・熊本災害」。
現場の事態がいかに重大事変かを毎日克明に伝えている。

当ブログ子の啄木鳥も、亡くなられた方に哀悼の念を捧げ、ご家族の立ち直り早からんことをひたすらにご期待申し上げたい。

長年お世話になった旭川木材青壮年協議会を含む全道の上部団体・北海道木材青壮年団体連合会がこのほど、全道からの会員が札幌で開催した総会の会場から・・・
『がんばろう  !九州熊本』 の声援を発信した。


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                                        (北海道木青連・提供)

亡くなられた方々を悼み、被災した方々の並や愚かならぬ日々避難生活のご苦労に思いしつつ、「希望をもって、元気に乗り越えていただきたい」 との祈りを添えた熱いメッセージであるという。

全国民はもとより海外も含むオール地球的な声援・支援の輪は、被災された全ての方々の悠久の平安を希求しつつ、見守られているに違いない。
 

2016年4月12日 (火)

活動豊かに存在感高まる旭川木青の今・・・

会員増強と組織活動の充実が注目される旭川木材青壮年協議会(村山恵一郎会長)。

開催された28年度の通常総会でも、会員の新しい顔ぶれが加わり、例会が管外にまでも範囲を広げて移動する、管外の木青協と交流を深める、家具業界の青年部と交流するなど、活気を印象づける。

「木青協という団体を通して纏まって動くことで、一人では見逃してしまうようなことに改めて気づかされる」・・・会長のコメントには「そうでなくてはならないのだ」という思いがあるのかも知れないが、何かのきっかけになって欲しいと考えて旭川木青協構築の一年をリードしてきたことに、生真面目な会長の人柄がよく反映して見て取れる。

髙原直前会長の尽力で始まった旭川家具工業協同組合青年部との交流は、年齢や会員数も同じな団体同志の交流を深めることで、事業に結びつけていければ尚更に前進となるだろう。


今年度事業活動の主なものは~

*北海道木材青壮年団体連合会総会(札幌)
*日本木材青壮年団体連合会「第61回全国会員福井大会」(福井)
*日本木材青壮年団体連合会『北海道地区協議会会員苫小牧大会」(苫小牧)
*移動例会~1回目は帯広管内、2回目は宗谷管内枝幸町及び上川管内中川町
*「森林の市」
*家具工業組合青年部との交流事業
*林産試験場との情報・意見交換会

6月に計画の帯広での移動例会は、カラマツ産地十勝地方の現状視察、東北海道木青協との交流を深める機会にしたいと。初秋に予定の移動例会は枝幸での山林経営などの研修を取り上げている。

旭川木青には、歩むこの1年後の来年度に「日本木青連北海道地区協議会旭川大会」を控える。そのあとには「旭川木青60周年記念事業」などなど・・・大型事業が待つ。「いずれも早い段階で実行委員長を選任して、ある程度組織体制固めをしておく必要がある」と、会長の頭は休まる余裕がなさそうだ。

 
28年度新役員~

会 長・村山恵一郎(村山木材 専務)
 
副会長・吉澤秀之(三立木材 代表) 
     伊藤伸太郎(東邦木材工業 部長)

理 事・三好秀市(三好木材店 専務)
      上田  毅(アサノ 営業部次長)
      髙橋謙太郎(昭和木材 取締役製造本部長)
 
監 事・相田泰宏(相田木材代表)
     髙原昌央(北日本木材 取締役営業企画担当)
 
 
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             総会の模様
Dscn8765 村山会長
 

2016年2月28日 (日)

今後に活かす・・・木青協・林産試の懇談会

情報共有を今後に活かしていこうと、旭川木材青壮年協議会と林産試験場との懇談会が開催されてきているが、17日開催された会合は旭川木青の村山恵一郎会長ほかメンバーに、北海道木青(札幌)と旭川家具業界青年経営者の参加。林産試験場からは菊地伸一場長はじめ性能・利用・技術各部の部長、研究主幹・主査・主任。今回は美唄の林業試験場から経営グループの研究主査が参加した30余名の懇談会。

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「あらゆる機会を活かして、勉強したい」というメンバーの意欲を重視した村山恵一郎会長(村山木材専務)の受け止めが一つの形として開かれた。


□林業試験場森林資源部・石濱研究主査の
   「広葉樹にみられるピスフレックの特徴と発生形態」
□林産試験場技術部・松本主査の
   「大規模建築物への木材利用」

この2題の話題提供のあと、意見を交わした懇談会。

広葉樹のピスフレック問題・・・成長期の立木に傷害が加わって、製材木肌に表れる黒っぽいシミ?。業界人はカバ材などの板目、柾目に見られる黒い筋を「カスリ」と呼んでいる。

その原因の正体が蠅や蛾の幼虫が関与しているとのこと。強度に問題なければ、ひとつの特徴といえる、という受け止めもある。節が模様と同じように、カスリが逆に付加価値を高める特殊な用途ならプラス思考で、という発想も。

Photo_3 (カスリ材面)
 大規模建築物への木材利用の問題・・・①期待されるオリンピック需要(新国立スタジアム)、②中小断面を活用した大空間、③中小断面を活用した高耐力壁、④トドマツ集成材の利用、などの事例紹介。さらに「道産プレミアム集成材開発の背景と性能評価」や「道産材CLTの可能性」などの話題が提供された。

「カラマツ、トドマツの活用とこれからの可能性を考える上で、示唆に富むデータと解説は、参加会員にも大変参考となった」と会長の評。



紹介された大型建築の事例~
(いずれも当該HP抜粋)

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士別・糸魚小学校Photo_5


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松前中学校
 

Photo_7川湯のM病院
Photo_2 岩手県住田町役場