シンポジューム

2016年1月22日 (金)

「前進する北の林業-伐採・造林一貫システム技術開発」シンポ開催

森林総合研究所北海道支所が主催し、林業の町下川町が共催する「前進する北の林業ー先進機械による伐採・造林一貫システムの開発」シンポジウムが2月16日(火)、札幌市白石区の札幌コンベンションセンターで開催される。

下川町は平成25年から森林総研支所と農林水産省の「先進林業を活用した伐採・造林一貫システムによる低コスト人工林管理技術の開発」に取り組んできており、この成果を軸として北海道と共通点の多いフィンランドとスウェーデンから専門家を招き、伐採作業の省力化や苗木生産のあり方などを考える、また先進技術と比較する公開シンポジウムを開催する。

当日は
「フィンランドの伐採作業の省力化」・・・フィンランド自然資源研究所Jori Uusitalo
「スウェーデンの苗木生産と造林作業」・・・スウェーデン農科大学(現カナダ林業研究所)Tomas Ersson
両氏の基調講演。

続く林野庁と下川町の取り組みについて、
谷町長・・・「森林総合産業特区としての下川町の取り組みと今後」
林野庁堀首席研究企画官・・・「林業の低コスト化への取組」
両氏の報告。

この事業は農林水産業・食品産業科学技術推進事業としての取り組みであることから、森林総研の専門家3名から
「伐採造林一貫システムと低コスト育林」
「伐採作業の効率化とコスト評価」
「機械作業の林内環境への影響評価」
の3件の成果報告、引き続き総合討論が行われる。


翌日17日(水)~18日(木)の両日、紋別市と下川町へのエクスカーションも行われる。
17日8時にバスで札幌駅北口集合~昼に紋別着後、住友林業社有林での伐採作業、バイオマス発電施設見学。18日は下川町で町有林、森林組合北町工場、木質原料製造施設、一の橋バイオビレッジ等を見学し、午後札幌へ。

森林産業の展望とりわけ森林整備と伐採一貫作業による低コスト化という重視される問題について、先進北欧の実態と北海道での取り組みの現状をして、これからのあり方への知見、示唆に富むシンポジウム・・・これには北海道森林管理局、北海道、森林利用学会、北方森林学会が後援で開催される。

定員は190名。問い合わせは森林総研支所011-590-5503,または下川町森林総合産業推進課01655-4-2511。
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